目が覚めたら博多だった。そう、次なる目的地は南国・九州! …と言うにはやっぱ寒かったけどね。しかし、深夜バスにせよ何にせよ、長時間座っていると血行が悪くなる。エコノミー症候群なんて症状があるくらいだ。そんで血行を良くするためには、一にも二にも体を温めること! ってなわけで、まず博多駅前の温泉に入ってまいりました。ヌクヌクヌクヌク極楽極楽。ちなみに、今日から、昨日は高知でなく小倉競馬場へ行っていたテュルフィストメンバー2人と、今回この旅に同伴することとなった九州の競馬インカレ・Journyの代表である堀さんも合流する手はずになっている。旅は道連れ世は情け、大人数でワイワイ旅行するのもまた一興だ。
さて、温泉でヌクってたら集合時間に大遅刻した我ら高知組。案の定、小倉組と合流した後になっても、
本日のプランが決まっていない。ちなみに全場制覇となる佐賀競馬場へは明日の佐賀記念で達成する予定になっているので、今日はオールフリー。アルコールも糖分も0%である。とりま、レンタカー屋で車だけ借りて作戦会議。その時、鈴木元代表がある言葉を漏らした。
「俺さー、JBBA行きたいんだよね~( ̄▽ ̄)」
Σ((゚Д゚;))))) ナ、ナンダッテ?!その場にいる者すべてに戦慄が走った。JBBAとは『九州軽種牡馬協会』のことで、九州で種牡馬が見れる施設である。ただ、何を隠そう、立地場所が鹿児島県の大隅半島のど真ん中。確認しておくが、現在地は博多である。つまるところ、九州縦断。ちなみに、この旅行には8人が参加しているわけだが、免許取得者は2名のみ。しかし、心細いけれども我らも競馬が好きで集まった競馬バカ。「競馬に関係があるところは、例え火の中水の中草の中森の中だろうが、行かねばならないだろっ!」といっちょ前に聞こえるセリフを建前に、決して代案が出なかったからとかそういう事実をはぐらかして行くことに決めた。あ、私はあの子のスカートの中にも行きますからね?(戯言)
JBBAに見学予約の電話をしたところ、「1~2時の間に来てください」とのことだったので、先にお昼を取ることに。「せっかく南九州に車を走らせてるんだから、宮崎県にある橋口先生(橋口弘次郎調教師)の弟さんがオーナーのレストラン行こーぜ」と安直な考えで、宮崎へ。せっかく宮崎に来たので、それっぽく宮崎牛のステーキを頂いた。上品なお値段であったが、それに見合った美味しさでした。


↑名峰と名高い霧島と桜島
宮崎から鹿児島まで車を走らせること約2時間、JBBA到着。実はこの時点で時刻は2時ちょうどであり、非常にギリギリであった。しかしそれが幸いしたか何なのか、普段なら見れない種牡馬の曳き運動を見ることができたのである。ヨカッタヨカッタ。




↑九州軽種牡馬協会とダンツシアトルくん、立ち寄ったイエローハットさん
JBBAで満足したらUターン、北へ戻ろう…としたその矢先、皆してあることに気づいた。
「確か熊本って、荒尾競馬場の跡地があったよな…?」まぁ行くよね。道中、高速を反対方向に乗るなどのハプニングも発生したが、無事荒尾競馬場跡に到着。今はJRAや地方競馬の場外馬券売場として使用されている。さすがに九州縦断の帰り道、時刻も6時を回ろうかというところ。本日場外発売をしていた帯広ばんえいの最終レースの払い戻しも終わっていたため、人気なし。スタンドを閉めようとする係員さんにコースを見せてくれないかと頼んでみたもの、やはり閉店直前という時間が時間だからか、断られてしまった。昼であれば、有明海ものぞめたのだろうか。



↑荒尾競馬場跡
さすがにこの時間以降にやってる観光地なんてほとんど無いため、博多へリターン。武元くん、長時間の運転ありがとう!(←深刻な免許所持者不足のため、朝からずっと運転して九州縦断を往復した汗)
夕食は堀さんの紹介で、天神にあるもつ鍋の美味しいお店に連れて行ってもらった。刺身から何から、非常においしかった。

さて、旅行も3日目で、実は今日が最終日だったりする。行程的には今日は佐賀競馬場に行けばいいだけなのだが、やはり高知同様、ここまで来て終日佐賀競馬場で時間を潰すというのも勿体ない。いや、嶋田氏なる先輩は朝から佐賀競馬場へ直行したが、それはそれ、御大の佐賀競馬に懸ける思いは常人が推し量れるレベルを逸しているためにノーカン。ともかく、大半のメンバーは今日もメインの佐賀記念までの時間を、レンタカーで観光に充てることとなった(もちろんドライバーは武元)。
どこに行ったかと言えば、太宰府天満宮や、なぜか昨日さんざん走った九州自動車道を再び南下して熊本城など、なかなか濃かったが、あくまでテュルフィストの競馬に関するブログなので詳細は割愛する。しかし、熊本城で我々とはまた別に九州旅行をしていたテュルフィストメンバーに遭遇したり、中国人と一緒に写真を取ることになるとは思わなかった…笑


↑こんなとこ行きましたよ~
そんで、本命にしてこの旅行の大トリの佐賀競馬場。ここで嶋田氏とも合流し、佐賀記念を見ることに。そしてここで、
佐藤侑顕・鈴木祥太元代表による『中央・地方の全25競馬場完全制覇』という大業も達成。正直、しようと思ってもなかなか達成出来ない偉業だと思う。門別とか水沢とかさ。
結果から書けば、第42回佐賀記念は1番人気・マイネルクロップの勝利。鞍上の丹内祐次騎手にとっても初重賞Vで、よほど嬉しかったのかレース後にはファンサービスをたくさんしていた。もちろん私もそれにかこつけて、サインを貰ったわけではあるが。




↑THE 佐賀競馬場
帰りの飛行機の時間が差し迫っているため、最終レースが終わったらお供をしてくれた堀さんに別れを告げ、福岡空港へ。各自福岡空港で夕食やお土産物色の時間を取ったら、搭乗。アディオス九州!また会う日まで!! こうして我らの高知・九州競馬旅行は無事楽しく終えることができた。
さて、こうして今この旅レポを書いているのが3月19日。旅行からすでに1ヵ月以上が経っている。いやはや、見事なまでの遅筆っぷりだ。我ながら呆れを通り越して感動すら覚える。この記事を書いている合間に、4年生の追いコンが終わり、それに関するブログがアップされてしまった。一応毎日パソコンの前にはいたのだが、どうも筆が…。いや、人には越えられぬ壁というものが存在するのだ。急いては事を仕損じる、なんて諺もあるんだから、早いばっかりが良いことじゃないのよ? ただ、途中で投げ出さずに完遂したところは褒めるべき点であることは間違いない(戯言)。
ともかく、ここまで遅延した以上何かしらの仕事をしなくては。さもなくば粗大ごみよろしく私もシールを貼られてゴミ捨て場行きと相成ってしまう。だから丁度3月だし、ここでちょっと新入生へメッセージ。優駿会テュルフィストはこんな感じに競馬に関する旅行や、競馬以外でも野球やスノボを先輩後輩が仲良くやるサークルです。その仲の良さを表すものとして、1年の私がこんなふざけた文章書いてるのが何よりの証拠。上下関係厳しかったら、こんなの書けないぜ? こんな拙い文章でも、新入生が興味を持ち、サークル選びの一助となれば幸いです。では4月に会えるのを期待しています。しーゆーあげいん☆
☆メンバークレジット☆
プロデューサー:佐藤侑顕・鈴木祥太元代表
プランナー:嶋田やっちゃん氏
高知の男:たこさん雅道
特別敢闘ドライバー:タイガー武元
九州男児:渕上ヒロシ
特別出演:Journy代表・堀さん
友情出演:杉梅コンビ
ポンコツライター:ごった
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- 2015/03/08(日) 20:07:33|
- Turfiste競馬合宿
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